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ミーニング・ノート実践者の体験談 (2)
*こちらはミーニング・ノートを3年ほど書き続けている女性の体験談になります。
私は、講演で話す仕事をしているのですが、2020年のコロナの影響で、3月から全ての講演の仕事がキャンセルになってしまいました。それが、半年間も続きました。いつもは「便りがないのが良い便り」だった友達が心配して電話をくれたりするほどの状況になり、さすがに、3月4月は不安な気持ちで過ごしていました。
そんな時、5月にミーニングノートに出会ったんです。
もともと、「心に響くこと」を大切にして生きていたので、ミーニングノートの考え方は、とてもしっくりきました。「これだ!」と思い、本を読みました。
当時、コロナ禍が続きそうな様子がわかり、周りから「オンラインの準備をした方がいいよ」と言われました。
その日のノートにはチャンスとしてこう書きました。
5/4「動画配信の環境を整えるの大事と言われる。オンラインの準備なにをしたらいいだろう」
同時期に、ミーニングノートのコミュニティに参加してみることにしました。それまで、zoomも使ったことがなかったのですが、思い切って、オンライン座談会にも参加。
オンラインを使って人と会話するのは、未知との遭遇という感覚でした。最初は、自分の話す顔を見るということが、とても抵抗がありました。
でも、徐々に「オンラインのツールを使いこなしたい!」と思うようになりました。心の中で「いや、オンラインなんて無理でしょ」という声も聞こえてきたのですが、「使いこなしたい!」と思う素直な自分の願いを叶えてあげたい!と考え直しました。
その日のチャンスはこんなことを書きました。
5/10「昨日のチャンスのすごく大きな一つは、本当は「zoomを使えるようになりたい」だった。「難しそう」「私にはムリ」が無意識にあったから、そう願っていることを認めようとしていなかったことにハッとする。この部分を意識できるようになりたい。
そこで、私は初めてzoomを使ったオンラインイベントをやってみたんです。
無理だと思っていた私にとっては大きな一歩でした。やっぱり自分の顔を見ながら話すのは、まだ少し抵抗があったのですが、イベント自体はとても楽しく、「これならできそう!」という感覚をつかむことができました。
そして、同時並行で、私は自分の生き方について考え始めていました。こんな言葉が当時のノートに並んでいました。
「自分が納得する仕事をする。人よりまず自分が「よし」というものを」
「私は「誰に」「何を」伝えたいのかもう一度よく考えてみる
「私は人のいいところを見つけるのが好き。Tさんは「得意なところだね」と言ってくれた」
「私は人の魅力や才能を言葉にするのが好き」
「自分の心に従って、やりたいことをやるほど豊かになるのが真実か。自分の人生で実験、実現していく。」
こう言った言葉が並んでいるのをみて「私は人の良いところを見つけて、それを伝えて行きたい!」と強く思うようになりました。
そんな時に、実際にYouTubeにチャンネルを作って動画配信した人の話を聞いて、「私もYouTubeで、発信できるかもしれない!」と思ったんです。そこで、YouTubeでチャンネルを作り、100日連続で配信をしてみようと決めました。願い欄には、ゲストで出て欲しい人の名前も、どんどん書いて、実現していきました。
ミーニングノートを通じて、「自分の心が動くことは何だろう?」と自分に問いかけ続けていたのですが、その答えがやっと見つかったのです。
ノートには、こんな風に力強く書いていました。
11/2「インタビュー、対談することが仕事だったら、めっちゃ楽しい!やりたい!」
YouTubeを使って「素敵な人を見つけて、ここが面白いわぁ!」というところを伝えていくことを自分の仕事にしていきたいと強く思いました。これは、10代の頃に「芸者になりたい!」と強く思い、それを叶えたことがあったのですが、その時以来の強い想いを見つけることができました。