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【研修事例】キャプテンシップ・チャレンジ様|リーダーシップ×ミーニング・ノート®
2022年12月に若手のリーダーシップ研修「キャプテンシップ・チャレンジ」のプログラムにて、ミーニング・ノートの講座を行いました。
キャプテンシップ・チャレンジでは、プレイイング・マネージャーである若手の期間から、リーダーになる準備をしていくことをサポートされています。知識をインプットする研修だけではなく、郊外に出て仲間と一緒に畑仕事をするプログラムや、感性を研ぎ澄ますワークなど、リーダーとしての人間力を育てるためのユニークなプログラムを提供されています。
【ストーンスープの公式HP】
キャプテンシップ・チャレンジの受講生たちは、和気あいあいと鋭い意見を交わしながら、3時間のワークショップを真剣に楽しんでいただいていました。
リーダーシップ×ミーニング・ノート
ミーニング・ノートは、自分の意味づけ力(出来事に価値・可能性を見つけ出す力)を高めるものですが、リーダーシップ育成にも、とても効果があります。なぜなら、自分の才能や良さを最大限活かすリーダーシップを発揮するためには、自己理解が欠かせないからです。
ミーニング・ノートに日々書いたチャンスを振り返ることで、自己理解が深まっていきます。
チャンスを振り返ることで、このようなことが見えてきます
・自分はどのようなことに関心があるのか
・自分の思考パターン、行動パターンのクセ
・日頃考えているアイデア、心の奥底に秘めている想い
・自分はどのような人とのご縁があって、どのように活かすことができるのか
・自分はどのような時に落ち込んだり、ネガティブな感情が生まれやすいのか
自分の内面について理解するためには、記録がとても役立つのです。
日々のチャンス、意味づけを書き溜めたノートは、自分の内面を映し出す鏡のような役割を果たしてくれるのです。
また、ミーニング・ノートを通じて自己対話することで、心の葛藤を言語化することができるようになり、人をマネジメントする時にも役立ちます。自分という人間の理解は、結局広く「人間を理解する」ことにつながるからです。
参加者の感想
参加者の皆さんの感想を一部ご紹介します。
●目標逆算思考ではないお話が今の時代にとてもフィットしており、違和感なく共感を持って学ぶことができた。
●講師の山田さんの実体験を開示していただきながらの講義だったこともあり、私自身もオープンに参加できた。
●山田さんのご自身の体験談からのミーニング・ノート開発に至るまでの経緯のご説明が非常に説得力があったので、私の印象に強烈に残り、すぐにミーニング・ノートを始めるべきという決心が自然につきました。ミーニング・ノートという方法はそこまではじめるにあたってのハードルが高くないため、三日坊主の私にも取り組みやすく非常にありがたいと感じております。
●願ったことばかりを起こそうとする出来事コントロールだけでなく、どんな出来事からも価値・可能性を見つけ出す意味づけ力を高めることが重要であることを学びました。出来事をおこそうとすることはなかなか難しいが、今ある出来事から価値を見出し、新たなチャンスをつかもうとすることは、自分にもできると感じた。
●無意識で行いがちな意味づけについて言語化が重要であること。特に講義で「スパイシーチャンス」と表現されたいた失敗やピンチについて、振り返りを行うことはなかなか気が進まないことであるが、言語化して文字起こしをすることで、短所や反省、気づきをしっかり認識できると感じた。
●現代人の生活において、外部からの情報を得ることに精一杯で、内省の時間が極めて少ない。年をとるにつれて、時間が経つのが早いと感じるのも内省時間が短くなってしまっているからかもしれないと考えました。