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「無意識下にある自身の希望や夢に気づき、その思いを成就することができました」

会社員 女性

私がミーニングノートを書き始めた時は、40歳を過ぎて初めて大学院留学をしたタイミングでした。

クラスメートが話す英語が分からない、論文の英語が理解できない、そんな中でも修士論文を書き終えなければ、わたしの人生は終わる、という過度なプレッシャーをかけていた頃です。イギリスの大学の修士課程は1年で、半年が過ぎた頃の2019年3月にCOVID-19によるロックダウンが開始。大学の図書館はクローズ。スーパーには物がなく、スーパーに入るためには長い列に並ばなければなりません。外出は、散歩とスーパーへの買い物だけが許され、空はヘリコプターが飛び、公園にも見回りの警察がいるといった、状態でした。

この軟禁状態の環境は、修士論文には最高の環境とも言えたかもしれませんが、わたしの場合はネガティブに働き、前代未聞の背中の激痛に5月におそわれ、CTスキャンを2回受け、血液検査をしても原因がわからない。痛みは歯にも出現し虫歯を疑い歯医者に行ったら、くいしばりによる痛みではないかと。痛みも原因不明、修士論文もこれでいいのか不安、この先の将来もぼんやりとしてきて、まるで霧と闇の中をすがる気持ちでミーニングノートを書き始めました。

人は、「ポジティブ」なことよりも「ネガティブ」なことに2倍の強度で反応する生き物です。なのでミーニングのを書き始めた頃は、自分を責めるネガティブなことばかり書いて、悲しい気持ちになっていました。ネガティブが蓄積しそんな自分に耐えられなくなった頃、智恵さんがかけてくれた言葉がありました。それはヘレンケラーにとっての"water"と同様のインパクトをもつものでした。

「自分をオリンピック選手の監督だと想像してみて。もし監督だったら、選手にどんな言葉をかける?」

これは、「客観的に自分をみる」ということが、初めて腹落ちした瞬間でした。

こうしてミーニングノートを通し、良いとか悪いとか二元論で判断するのではなく、別の視座で物事を見るという経験を味わいました。ただすぐにその視座が身につくわけではありません。放っておけば常にネガティブに私の心は、乗っ取られます。それでも「ミーニングノート」を書くことがトリガーとなり、「別の視点」を思い出すことができました。

そして、無事に修士号の学位は取得できたものの、就職がすぐに決まらず。日系2社、米系2社、欧州系2社受けましたが最終的に全滅。その間も、「ミーニングノート」を書き続け、「ネガティブ」と「監督の視座」の葛藤の中、ついに就職先が決まりました。

それは、フランスの老舗ビッグメゾンでした。

「ミーニングノート」を書いていたから気づけたことは、無意識にその会社に極度のあこがれをずっと持ち続けていたということです。そのあこがれは、高校生の時からのものだったのかもしれません。私は当時テレビ東京のファッション通信を毎週見ていました。そのメゾンの一員になりたいと思っていたけれど、そんな日は現世では来ない、といって無意識に希望や夢に蓋をしてたことに、仕事が決まり「ミーニングノート」を書いていて気づきました。「ミーニングノート」を通して葛藤を繰り替えすことで、無意識下にある自身の希望や夢にリーチし、その思いを成就するということを体験しました。「ミーニングノート」は私の人生が終わるまで離れることはありません。

人生は、夢を叶えても極度のストレスに襲われても終わることなく、葛藤とともに続きます。その葛藤こそが人間の持つ美しさだし、それをリードしてくれるのが「ミーニングノート」です。これから先も、「ミーニングノート」といっしょに、人生を豊かにしていこうと思います。

「自分がやりたいことが見えてきた」

会社員 男性

今年の振り返りということで、ひとつ大きいのはこのミーニングノートを実践しはじめて継続しているということです。

ここ数年間いろいろとスパイシーな状況が続いていて苦しいことも多いのですが、そのもがくなかで、始めたもののひとつでした。

ミーニングノートのおかかげで、すこし客観的に周りの出来事、自分の内面をみられるようになっている気がして、自分の傾向や、自分がやりたいこと、なにをしていると楽しいのかなど、少しづつ分かってきた気がします。

「自分の心と向き合い、その時々の自分がなにを求めているのかを知ることができるように」

学生 女性

私が智恵さんに出会ったのは、半年前の5月くらいのことです。
大学の授業で、ミーニングノートの講演を聞いたのがきっかけで、毎日チャンスを書き始めました。
最初の頃は、チャンスというより日記みたい…!
今は書き始めて半年たちますが、私がミーニング・ノートを書く目的は、時期によって変化しています。

最初の2か月は、コロナもだいぶ治まってきて、ひたすら遊び、毎日パラダイス級の楽しさでした!大きな悩みもなかったため、ミーニングノートは「自分はミーニングノートで何を探しているのかを見つける」ためにやっていました

3か月に入ったころは、人間関係で悩んだり、周りが就活を本格的に始める中、私はあまり気分が乗らなかったりと、上手くいかないことが多々ありました。この頃は、「メンタルの波を知る」ため、「自己対話」のためにミーニングノートをやっていました!上手くいかない時期だったからこそ、ミーニングノートの存在意義のようなものを強く実感しました。

そして、半年目の今!私は何を探しているのか…。
メンタルの流れを掴んだら、今度は「もっと自分を好きでいる時間をコンスタントにしたい」と思いました!
基本、私は自分のことが好きです!!でも、やっぱり環境や状況、上手くいかなかったりすると、んんん…と立ち止まってしまう。

人間だから、時には、立ち止まってしまってもいいけれど、そこから回復する時間を速くしたい!

自分の機嫌の取り方は何となく知ってるつもりでした。

スタバの抹茶フラペチーノをくれれば、最高に機嫌が良くなります。
K-POPを観れば、心が満ちます。

でも、人間関係で絶望したり、進路のことで立ち往生したり、失敗で打ちのめされたりすると、抹茶フラペチーノでもK-POPでも機嫌を取れないことを知りました。

自分と向き合って、自分を好きでいる時間を増やすために何をしたらいいのかを今は探している最中です。
ミーニング・ノートを書き続けることで、それが見えてくると思って続けています。

こんな風に、その都度自分がなにを求めているかは変わるのですが、ミーニング・ノートを通じて、自分の心と向き合い、その時々の自分がなにを求めているのかを知ることができるようになりました。流れていくような毎日の中でも、心が動いた1つ1つの出来事とたっぷりと向き合い、じっくりと考える時間を取ることができるからだと思います。その深い思考により、今度はそれが行動の変化へと繋がります。自分と向き合い、考える力と行動する勇気が出るのが、ミーニングノートの良いところだと思いました。

そして、ミーニングノートは毎日書くものであるため、その時その瞬間に心が動いたチャンスがどんどんたまります。そして、時間が経っても読み返すことで、過去にチャンスとして感じた気持ちを思い出します。それにより、今と過去の自分の違いが明確になり、成長を感じたり、逆に過去の生き生きとした自分を思い起こすことができます。

「頭や気持ちの整理、心の変化を振り返ることができた」

会社員 男性

50数年生きてきて、今まで1年を通して日記を続けたことが無いので、ミーニングノートが通年続けられたことに驚いています。

今年は個人的に大病をしたり、降格したり、転職活動をしたり、転居先を探したりと、環境が大きく変わる中で色々と方向性を模索した年でした。漸くひと月ほど前から色々なことが落ち着き、来年に向けての集中すべき事柄も明らかになりました。

ここまでくる中でミーニングノートがどれほど頭や気持ちの整理、心の変化の振り返りに役立ったかしれません。来年もまた新しい気付きを求めて学んでいきます。

「自分が変わることで、見える景色が変わる」

会社員 男性

ミーニング・ノートを書きはじめて、3年目にさしかかろうとする秋の夜長の振り返り。

2022年現在、スマホの写真を見返していたら、私が15年間通う工場の駐車場の写真に目がとまりました。

写真の中のほとんどは駐車場の車で、人が見ても、特にめちゃくちゃ構図がいいとか、美しいといった印象を持たれないかと思います。

実際に、私は14年もの間、この夕焼けに染まった名もなき里山の美しさに気づきませんでした。

2020/9/9 私はミーニング・ノートをつけ始めました。

それから2年、自分の心が動いたチャンスを書き留めること、約2190個。大阪で育ち、福島へ移り住み、無いものばかり目についていました。

エッジの効いた古着屋さん、ミニシアター系の映画を上映している映画館、有名画家の作品が集う美術館、利便性の高い公共交通機関・・・。

でも、ミーニング・ノートをつけることで、心の声に対する感度が変わっていきました。

ないものではなく、「あるもの」に意識が行くようになったのです。

その一つが夕焼けに染まる名もなき里山でした。

里山の方は、14年もの間変わらずに、同じように夕焼けに染まり続けていたはず。

自分が変わることで、見える景色が変わる。

そんな意味づけをしました。

駐車場の写真は、ミーニング・ノートを書き、自分の心の声に対する感度が変わったことを象徴する一枚でした。

「挑戦に積極的に」

学生 女性

ミーニングノートを続けて良かったことは、新しい人との出会いやちょっとした挑戦に積極的になれていることです。

私は、このノートを始めるまでは、人から遊びや仕事に誘われても、面倒さや大変さを感じて、断るタイプでした。しかし、毎日3つのチャンスを書く中で、ノートに書けるような行動をしたいという気持ちが自然と生まれ、挑戦に積極的になっている自分に気がつきました。また、日々の小さな気づきを記憶し、自分のものにすることにもミーニングノートは役立っています。

日々の小さな気づきについて、1日数分でも思考する時間をとることができるため、自己や周囲への理解を深めながら、気づきに基づいた行動を選択しやすくなりました。

Book 書籍 ミーニング・ノートを本で体系的に学びたい方へおすすめ